夜、絵本の「読み聞かせ」をしながら子どもの寝かしつけをしようとしても、時間がかかって上手く寝てくれないことってありますよね。
わたしも以前はよく、寝る前に「読み聞かせ」をしていましたが…
寝かしつけに絵本の「読み聞かせ」するのは逆効果かも⁉と思う失敗も経験!
でも、親も子どもも忙しくて、「寝る前」しか時間が取れない場合もありますよね。
そこで、この記事では
絵本の「読み聞かせ」での寝かしつけは逆効果⁉の失敗談と、
「読み聞かせ」を寝かしつけに活用するときの効果的な方法をご紹介します。
わたしの経験が少しでもご参考になって、お役に立てたらうれしいです。
絵本の「読み聞かせ」での寝かしつけは逆効果!?
忙しいとき、「読み聞かせ」と寝かしつけがいっしょに出来たら便利ですよね。
寝る前の絵本の「読み聞かせ」には、決まった時間に「読み聞かせ」をして、絵本を読むことを習慣化するという効果もありそう!
そう思って始めてみたのですが、寝る前の「読み聞かせ」には残念な逆効果⁉もありましたので、わたしの失敗談をご紹介しますね。
どこが逆効果だったの?
「読み聞かせる」ときの部屋の電気やライトは?
寝る前に「読み聞かせ」をするとき、電気はつけていますか?
「寝る前」の雰囲気作りには、部屋の明るさは気になりますよね。
わたしは最初、部屋の電気を明るくしたまま読み聞かせをしていたのですが…
子どもの寝かしつけという点では、やはり部屋は暗くした方が早く寝てくれるんですよね。
ある日、子どもの睡眠に関する講演会に参加したときにも、
“スムーズな睡眠のためには、寝る前には、明るく電気をつけているより、部屋の電気を暗くして過ごす方がいい”というお話でした。
そこで、部屋の電気は一番薄暗い照明にして、自分の手元だけを照らすライトにしてみたのですが…
ライトが本全体を照らす大きさではなかったためか、
・暗い所と明るいところが出来てしまい、目が疲れた
・少し視力が落ちてしまった
という結果になってしまいました~
スタンドの明かりによって本の上に明と暗の部分ができてしまうと、明暗の差で目に負担がかかってしまう可能性があるようです。
子どもも一緒に見たがった場合、日々くり返して、子どもの目にも良くない影響があっては困りますよね。
寝る前の「読み聞かせ」のときの、おすすめの照明をまとめると以下の通りです。
寝る前の部屋は暗くしたいところですが、読み聞かせのためには、ある程度照明を明るくする必要があるところが、少しジレンマとなっていました。
なかなか寝てくれなくて困る
子どもといっしょに絵本を見ながら「読み聞かせ」をすると、なかなか寝る雰囲気にならず、「もっともっと」と寝てくれなかったりしませんか?
うちの子どもも、寝かしつけの読み聞かせをした後、「もう寝ようね」と言って電気を消しても、
もっと読んで欲しいとぐずったり、
「読み聞かせ」の後もしばらく、話をしたり添い寝をしないと寝てくれなかったり。
せっかく寝かしつけのために「読み聞かせ」をしても、寝るまで時間がかかってしまうのが悩みでした。
読み聞かせが上手くいなかいときは
お話の時間にするのもいいよ
もし時間の都合がつくのなら、「読み聞かせ」を寝る前の時間からずらす選択肢もありますね。
例えば、「読み聞かせ」をしながら寝かしつけるのではなく、
寝る時間の少し前に「読み聞かせ」は終わらせておいて、その後、翌日の用意や歯磨きなどの準備をした後、寝る直前は、添い寝をしながらその日の楽しかったことなどを話す、親子のコミュニケーションの時間にするのもいいのかなと思います。
ただ、添い寝をすると自分もいっしょに寝てしまい、家事が終わっていないこともちょくちょくありましたが。
子どもが小学生になったら、寝る前にその日の復習を少ししてから寝るものおすすめです。
暗記ものは、寝る前に覚えると寝ている間に定着しやすいそうですし、覚えている内に眠たくなりますしね(笑)
読む本や時間が限定されちゃう?
寝る前の「読み聞かせ」には、選ぶ本の内容が限定されてしまうという悩みもありました!
「読み聞かせ」をしながら寝かしつけをしたいので、穏やかに寝てくれるような雰囲気の本を選びたいのですが、それが子どもの希望と合わなかったりして。
ぐずられてしまうと、なかなか寝てくれなくて困ります。
かといって、子どもが好きな本を読んで、楽しくてはしゃいでしまっても、すぐに寝てくれないんですよね。
それに、せっかく好きな本を読んでいるのに、眠たいときには読んでいる途中で寝てしまうこともあって、ちょっと残念だったり。
もし、元気に起きている別の時間に「読み聞かせ」ができれば、ワクワクドキドキするような本も含め、どんな本でも選べて、元気に「読み聞かせ」を楽しむことができますよね♪
少し時間を延長したいときも、寝る前だと、その分寝る時間が遅くなるのが気になりますが、
別の時間の「読み聞かせ」なら、時間の融通もききやすいというメリットもありました。
もちろん、寝る前以外の時間にも「読み聞かせ」をしているよ!という方なら、寝る前用の本を選べば問題ないですね。
もし、「読み聞かせ」の時間を何度も取れない場合には、
わたしの経験からは、できれば「読み聞かせ」は1日のどこか他の時間(朝の時間、夕食後やお風呂の後などご都合のいい時間)を見つけてした方が、子どもが楽しめていた気がしますよ~
絵本の「読み聞かせ」での寝かしつけの効果的な方法は?
それでもやっぱり、「読み聞かせ」は寝る前にしたかったり、他の時間にするのは難しい!という方もいらっしゃいますよね。
ここでは、寝る前の「読み聞かせ」でわが家で実践していた、「読み聞かせ」での寝かしつけるときの効果的な方法もご紹介します。
穏やかで眠たくなるストーリーを選ぶ
音が出たり、ドキドキワクワクするような楽しいお話は、子どもの好奇心を刺激してしまい、目がさえて、なかなか寝てくれない状態になってしまう可能性が大きいですよ。
我が家でも昔、寝かしつけの時に娘が大好きな少し音の出る絵本を読んでみたら、
逆に娘の目が冴えてしまい、そのあと何十分も寝てくれず…
大変な思いをした経験があります(笑)
その際、子供を寝かしつける時は、読み聞かせる本の「内容」や「種類」もとても大切なんだなぁ…と身をもって学んだんですよね。
じゃあ、どんな本がいいの?
恐いお話や悲しいお話なども、子供の感情を刺激しすぎてしまうので、我が家では寝かしつけの時にはできるだけ選ばないようにしていましたよ。
寝る前の「読み聞かせ」には、
聞いていると安心して穏やかな気持ちになったり、眠たくなってくるような静かなお話をおすすめします。
「読む」のではなく親が話を聞かせる
「読み聞かせ」ではありませんが、親が「昔話」や「童話」を話してあげたり、適当に作った話をしてあげるのもとても楽しかったので、よかったら試してみてくださいね。
あまり思いつかなくても、知っている話や身近な出来事を適当につなぎ合わせたり、ちょっと想像力を膨らまして、昔話の続きを考えたり、アレンジしたりしても!
子どもといっしょに楽しめれば、何でもOKだと思います(笑)
困ったときの裏技⁉は、自分の子どもが登場するお話です。
子どもが好きなキャラクターやお友達とからませて登場させたり、話の中で子どもががんばったことをさりげなく褒めてあげたりすると、とてもうれしそうでしたよ~
初めて聞く学校や友達との出来事などをポロっと話してくれることもあって、わたしにとっても楽しい時間でした♪
喜んで興奮させてはいけないのですが、暗くして布団に入っているので、静かに話していると大抵スムーズに寝てくれましたので、おすすめです。
絵本の「読み聞かせ」での寝かしつけの失敗談と効果的な方法は?まとめ
今回は、「読み聞かせ」での寝かしつけについての失敗談や、効果的な方法についてご紹介しました。
寝る前の「読み聞かせ」のポイントをまとめると、
穏やかで眠たくなるストーリーを選ぶ
絵本の内容を親が話をする
など、安心して眠れる雰囲気を作るということですね。
もし、いつも寝る前に「読み聞かせ」をしている場合には、たまには別の時間帯に「読み聞かせ」する時間を作れると、いろんな本が楽しめていいかなと思います。
寝る前の寝かしつけについて、今回ご紹介した我が家の一例がお役にたてたら幸いです。