英語絵本の読み聞かせ「発音が苦手」な親の音読体験談!英語を読むコツやアイデアも

英語絵本の読み聞かせ「発音が苦手」な親の音読体験談!英語を読むコツやアイデアも読み聞かせ

できれば英語の絵本も読み聞かせしてみたい!と思っても、発音に自信がないと、英語で絵本を読んであげるのはハードルが高いですよね?

わたしはネイティブのような発音はできないし、正確じゃない発音を子どもに聞かせるのはかえって悪影響にならないか?と心配でした。

…そんなわけで、英語絵本の読み聞かせはずっと敬遠していたのですが、
実は、ある先生の言葉がきっかけで、楽しくできるようになったんです!
この記事では、ぜひその体験談をご紹介したいと思います。

また、発音が苦手でも、英語があまり得意じゃなくても実践できた!
英語の絵本の読み聞かせが簡単に出来るコツやアイデアもまとめました。

ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!

英語絵本の読み聞かせは「発音が苦手」でも効果あり?

せっかくがんばって英語絵本の読み聞かせをしても…
発音がネイティブじゃないことで、子どもが間違った発音を覚えてしまうなどの悪影響がないか、ちょっと心配に思っていた私。
英語絵本の読み聞かせには、手をつけられないでいたんです。

そんなある日、「絵本の読み聞かせの会」に参加して、「読み聞かせ」の先生のアドバイスを受ける機会がありました。
実はその先生の言葉のおかげで、英語の絵本の読み聞かせが楽しくできるようになったのですが、

そのとき先生からかけられたのが、「発音の正確さは気にしないで」という言葉でした!

発音の正確さより大切なことは?

先生からのアドバイスは、

「子どもへの読み聞かせにとって、発音の正確さは大切ではないんですよ。
子どもといっしょに英語を声に出したりして、日本語の絵本と同じように楽しんで欲しい」
ということでした。

「発音を気にして英語の絵本を読まないより、発音を気にせず読んであげることの方が、はるかにメリットが大きい」とのこと。

そのメリット3つをまとめると ↓

英語絵本の読み聞かせのメリット

確かにこうやって見てみると、私は発音を気にするあまり、それ以上に大事な事に気づけていなかったな…と実感しました。
大人だから発音が気になるだけで、子供にとっては日本語も英語も同じ「言葉」

全部英語で読まなきゃ!と思う必要もなくて、日本語で読む部分があってもいいし、
いっしょに声に出して「楽しい!」って感じる事の方が大切だったんですよね^^

このことに気づけてから、私は英語の絵本の読み聞かせも、
発音なんて気にしないで、心から楽しめるようになったんです。


さて、メリットはわかったけれど、発音が正確でないことによるデメリットは無いのか?も気になるところですよね。

英語の発音を気にしなくていい理由は?

実は、全世界で英語を話す人の内、約7割以上が非ネイティブスピーカー(英語を母国語とせず、第2言語として話す人)なんだとか!
圧倒的に非ネイティブスピーカーが多いということは、
当然、ネイティブスピーカーのような発音じゃない人もたくさんいるはず!ですよね。

思い出したのは、わたしが勤めていた会社にも、非ネイティブスピーカー(フランス人やスペイン人など)が何人かいて、それぞれの母国語の特徴が少し混ざった(なまりのある)英語の発音をしていたこと。
そして、問題なく十分にコミュニケーションが取れていた!ということでした。

仕事を通して、
発音を気にするより、コミュニケーションをとっていくことの方が大切だと学んでいたのに…
読み聞かせには生かせていなかったことに気が付いたんですよね。

発音は気にしなくていいんだね!

だから、英語の絵本の読み聞かせも、
「発音を気にせずやった方が、英語でコミュニケーションをとることの楽しさを学ぶ1歩になりますよ」という先生の言葉にとても納得できました。

英語の発音が改善される効果も

その後、わたしのつたない発音で読み聞かせをされた我が家の子どもたちはどうなったか?

リスニングが苦手ということもなく(笑)、英語がまあまあ得意教科となっています。
そして、続けている内にわたしの発音も改善され、英語の学び直しに役に立つという副産物もありましたよ。

それに、周りを見渡しても、大人になってから英語を学び直して、十分通じるきれいな発音ができるようになった人がたくさんいるので、発音は後からいくらでも改善できるということだと思います。

ですから、もし今、発音に自信がなかったとしても気にすることなく、
小さい頃から英語に触れる機会を作ってあげたらいいんじゃないかなとおすすめします。

英語を簡単に読むコツやアイデアは?

ただ、発音は気にせずに読んであげるとしても…
絵本の中には、読めない単語や意味のわからない単語が出てくることもあり、英語の絵本は難しそうに思えてしまうこともありますよね?

ここでは、わたしが実践してきた、英語の絵本が簡単に読めるコツやアイデアもご紹介します。

英語の絵本が簡単に読めるコツ

最初は文字の少ない絵本がおすすめ

初めは単語のみや簡単な文など、文字の少ない絵本を選ぶと楽ですよ。
内容も簡単で身近なことを扱っているので、出て来る単語も知っているものが多くて、プレッシャーも少ないんじゃないかと思います。

もし読めない単語があっても、スマホで検索して音声ボタンを押せば、発音を確認できますよ。

少しずつストーリーのあるものを読むときには、読み聞かせをする前にざっと目を通して、わからない単語があれば調べることもありましたが、あくまで負担にならない程度にほどほどに

読み聞かせは同じ絵本を何度も読むので、次回訂正すればいいよね、くらいの気軽な気持ちでするのがおすすめです。

完璧を目指さないことが、長続きするコツだよ

単語の意味がはっきりわからなくても、絵を見て推測できるときには、いちいち調べませんでした。

時にはクイズのように当てっこをして、答え合わせは子どもといっしょに調べてみる!というのも面白そうですね。

音声付きの絵本は便利

音声付きの絵本を選ぶと、発音はバッチリわかりますね!
発音を調べなくていいのは、手間が省けて便利です。
音読に慣れないうちは、一番おすすめです^^

でも経験上、最初から音声をただ流すだけ、というのはあまりオススメできません。
どこを読んでいるのか意味も分からないまま、ただ音声だけ流すのは、単なるBGMになってしまうおそれがあります。

はじめは、音声を止めながら同じところを読み直して、絵を指差ししたり、子どもとの会話をはさんだりしながら読むのがおすすめです。
内容が分かってからなら、日本語の読み聞かせと同じように、絵からも想像しながら「読み聞かせ」を楽しむことができます♪

慣れてきたら、音声といっしょに音読したり、
大体意味がわかってから音声を流すのは、リスニングの練習にもなって、いいと思います。

その時もただ聞き流すのではなく、「いっしょに声に出してみて~」と、いっしょに発音させるようにするといいですよ(ちゃんと出来なくても全然OK)。
うちの子どもたちも、英語のリズムやイントネーション(声の上がり下がり)の感覚がつかめるようになり、英語を話すことに慣れるなどの効果がありました!

日本語に翻訳されている絵本は分かりやすい

日本語に翻訳されている外国の絵本で、日本でも人気の絵本もたくさんあります。

日本語に翻訳されている本があれば、文字が少し多くても、日本語で読んだ後に英語の本を読むことで、子どもたち自身で内容を簡単に理解することが出来るんですよね。

我が家では、子どもたちが大好きな翻訳絵本の英語版がないか、よく図書館で探していました。

あればラッキー!

逆に、英語の絵本が図書館にあれば、その本に対応する日本語の絵本がないか探してみたり。
英語の本でも、セールや中古で見つけられれば、安く手に入れることもできます。

子どもが日本語で読み込んでいる本だと、絵を見て内容がわかるので、英語で書かれていても、ストーリーを楽しめてよかったですよ^^

英語の歌絵本は楽しさいっぱい

英語の歌が絵本になっているものもおすすめです。
音声を流しながら、いっしょに歌うのは楽しさいっぱいでした♪

童謡や、古くから伝えられてきたマザーグースの歌などは、英語の発音やリズム、英米の文化に触れることもできて、プラス歌う楽しさもあり、親もいっしょに楽しめると思います。

特に、歌を歌いながら身体を動かして遊べる歌は、子どもたちも大好きで、手をたたいたり、足ぶみしたり、歌いながら踊っていましたよ。
五感を使って覚えたことは忘れにくいのか、よく覚えていたなあと懐かしく思い出します。

英語の絵本が簡単に読める3つのコツ

英語絵本の読み聞かせ「発音が苦手」な親の音読体験談!まとめ

ここでは、英語の絵本を読み聞かせ「発音が苦手」な親の音読体験談として、

発音は気にしなくてOKということや、英語の絵本が簡単に読めるコツやアイデアをご紹介しました。

国際化が進み、小さい頃から少しずつでも子どもに英語に触れる機会を作ってあげたいと思ったとき、英語の絵本や歌はとてもおすすめですよ。
読み聞かせをしながら、遊び感覚で楽しく英語に触れることができますね♪

子どもは親といっしょに遊ぶのが大好きですので、ぜひ親もいっしょに楽しめるように、この記事が少しでもご参考になればうれしいです。

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