赤ちゃんや幼児に絵本の読み聞かせをしてあげたい!と思っても、なかなか大人しくきいてくれませんよね?
よくある悩みなのですが、聞いてくれない状態が続くと、
聞きたくない子どもに読み聞かせをしてもムダなんじゃないか?
自分の読み聞かせが上手くないのかな?と
自信がなくなってきて、やめてしまうこともあります。
でも、あきらめてしまうのは、もったいないです!
わたしは子どもに、赤ちゃんの頃から読み聞かせを続けたことで、いい影響がたくさんあったと感じています。
この記事では、いろいろな方法を試しながら、子どもへの読み聞かせをしてきた中で、効果ばつぐんだった簡単なコツをご紹介します。
ぜひ参考にして、子どもと一緒に読み聞かせを楽しんでくださいね♪
「読み聞かせ」をする場所は?気の散らない工夫は?
子どもが本に興味をもってくれるようにするためには、環境も大切です。
「読み聞かせ」する部屋の工夫
読み聞かせをする場所には、周りに子どもの気の散るものを置かないことがポイントです。
テレビをつけていたり、目に入るところにおもちゃがあったりすると、なかなか集中できませんよね。
気が散って、そちらへ興味がいってしまいがちです。
特に、子供部屋だとおもちゃが近くに置いてある場合には、見えない方向を向いて座るか、別の部屋にするのもおすすめです。
わたしは違う部屋へ移動することもありました。部屋を変えると、ちょっと特別感が出るのか面白がってくれましたよ。移動するときに、汽車になって「シュッシュッポッポ」と一緒に行くのが子どものお気に入りでした。
また、読み聞かせをするときに、親がスマホを近く置いていて、触ったりするのはおすすめできません。
読み聞かせの時間だけでも音が出ないようにして、子どもの目に入らないように、触ったりもしない方がいいんじゃないかと思います。
・TVは消しておく
・スマホを触らない、音が出ないようにしておく
「読み聞かせ」はひざの上や抱っこをしながら笑顔で
子どもは、抱っこされたり、くっついっているのが大好きですよね。
わたしはいつも膝の上に乗せたり、ぴったり横に座って、読み聞かせの時間はママとくっついて一緒に過ごせる時間にしていました。
そして、読み聞かせの間は必ず笑顔でいて欲しいなと思います。
もし、直前に何か悪さをしていたとしても、いったん目をつぶることにして、楽しい時間!を印象づけるようにするといいですよ。
いっしょに本を読むときは、ママも笑顔で楽しそう♪がポイントです。
・笑顔で楽しむ
・楽しい時間だと印象づける
読み聞かせ時間は短くてもOK!習慣にしたい
長い時間は子供の集中力も続きませんし、親も忙しくて続かなくなってしまいます。
10分以内の短い時間でいいので、毎日読み聞かせをする習慣をつけると、子供も慣れてきて楽しみにしてくれるようになると思います。
夕食を済ませた後、お風呂の後、寝る前の時間など、できるだけ読み聞かせをする時間を生活のスケジュールの中に組み込んでおくと、子供の心構えもできますね。
保育園に通っている子供たちを見ると、1歳児でも次の行動がわかっていて、先生が声をかけるとサッとできていて驚きますが、○○の後は「本を読む時間だよ」と習慣にするのがおすすめです。
・読み聞かせを習慣にする
・毎日いつするか決めると習慣にしやすい
子供を楽しませる読み聞かせのコツは?
子どもは、楽しくないことには興味を持ってくれませんよね。
「読み聞かせ」も子どもが楽しいと思うこと、好きなことと組み合わせるといいですよ。
子どもとのコミュニケーションを楽しんで
本を読んでいる途中で、赤ちゃんなら「あーあー」とか、もう少し大きくなると、何か言葉をかけてくることもよくあります。そんなときには、必ず反応を返すようにして、やり取りを楽しんでくださいね。
質問されたら、「そうだね」、「どうなるのかな?」と一緒に考えたり、ページをめくる前にワクワク感を演出したり。
型にはめずに、脱線してもOKですし、子供が気に入った同じページをくり返してみたり、最後まで行かなくても気にしません。
時間がきたときにキリが悪いときには、一応納得(満足)させて、続きは翌日のお楽しみにした方がよさそうです。
喜んでいても、延長したことで子どもが疲れてしまい、ぐずり出して失敗したこともありました~
明日も読むのが楽しみ♪の状態が一番よかったと思います。
子どもの名前を入れて読んであげてみる
特に子どもが大好きだったのが、読み聞かせの本の中に自分の名前が出てくることでした。
もちろん、本の中の登場人物の名前は違う名前ですので、アレンジして読みます。
絵本の中から子どもが喜びそうな適当なキャラクターを選んで、子どもの名前に変えて読んでしまうんです。ストーリーに関係のないキャラクターを付け加えて、適当なセリフをつけても構いません。
大した役じゃなくても、ちょっとビックリしながら、満面の笑顔で大喜び♪
自分の名前が出てくると、とても親近感を持って面白がってくれますよ。
他にも家族が登場しても楽しいですね。
実際に子どもの名前を本文に入れてくれる本のサービスを利用してプレゼントした本は、くり返し読んで今でも子どもの本棚に入っています。
上手く読めない⁉は気にしなくて大丈夫
もしも絵本や本を読むのはあまり得意じゃないからと、読み聞かせに苦手意識を持っている方には…
上手い下手を気にする必要は全然ありません!とお伝えしたいです。
むしろ、上手に読むことに意識をつかっていると、子どもの反応を見たり、子どものペースで読み進めていくことに意識が向かず、かえってマイナスかもしれません。
子どもは、ママやパパなど好きな人の声で読んでもらって、いっしょに楽しむことが大好きなんですから!
子どもとのコミュニケーションに意識を向けることが一番のコツだとお伝えしたいですね。
まとめ
この記事では、主に乳幼児を対象に「読み聞かせ」を聞いてくれない子どもに、読み聞かせをする簡単で効果のあったコツをご紹介しました。
一番のコツは、なるべく子どもの気の散らない環境を作り、「読み聞かせ」を子どもとのコミュニケーションの手段の一つとして、いっしょに楽しむことです。
ママやパパと「絵本を開くのは楽しかった!」という記憶を作ってあげてくださいね。
楽しい記憶が積み重なることで、字が読めるようになったとき「本を読みたい」という「本が好きな子ども」に育ってくれるんじゃないかなと思います。